31カ国スペイン🇪🇸
フランスのサンジャンピエドポルから終着地のサンティアゴ・デ・コンポステーラまで800kmを歩く巡礼をすることにした。
巡礼についてはこちらの記事をどうぞ
出発地のサンジャンピエドポルに向かうバスで2人に出会った。
イタリア人のアド兄、スペイン人のマリ姉
夫婦ではないが、2人とも50歳以上だった。
到着した時は夜10時を回っていた。
どこの宿のベルを押しても、開けてくれなかったので、仕方なく3人でカフェテリアの軒先で寝ることにした。
12月の冬、外は雪が舞っていた。
凍えながら朝を迎えた。
カミーノフランセス(フランス人の道)
2人とも英語が、話せないが気づけば一緒に行く流れになっていた。
マリ姉は、800kmを歩くにもかかわらず、コロコロのバックできていた。

お昼ご飯とか奢ってもらっていたので、コロコロを引っ張てあげることにした。
自分のバックパックには、イランで貰ったシーシャ、10個以上あるショットグラス、ワインなど不必要としか言えない物が詰まっていて15kg以上あった。
サブバックにも、パソコン、一眼レフが入っていた。
そんな中、雪深いピレネー山脈を越えた。

いや、マジ苦行。
そんなこともあり、2、3日かけてパンプローナに到着した。
パンプローナはイッテQでおなじみ、牛追い祭りで有名な街
宿は巡礼者のために、一泊800円位で泊まれるゲストハウスがある。
場所によるが、シャワーもキッチンも綺麗で、バックパッカーからすれば、良すぎる設備だった。
チェックインして街を散策しようとした時、マリ姉は言った。
「ここをチェックアウトして」
意味がわからなかった。
とりあえず、荷物をまとめ言われるままチェックアウトした。
その宿の滞在時間、1時間
タクシーに押し込められて、パンプローナの広場に到着した。
マリ姉は「ここに泊まるわ。前の宿は無理」と言って、街の中心のお洒落なホテルに着いた。
お値段一泊2万円
こんなとこ、旅中に泊まることないと思っていた。
マリ姉はお金も払ってくれた。
男前すぎる。
そして、小包を手渡してくれた。
中にはバスソルトとヤンキーキャンドルが入っていた。
男前で女子力を兼ね備えたマリ姉。
何という心配り。
普段から宿は寝れれば良いと思ってたので、特にクオリティを気にしてはなかった自分にとって、異世界だった。

この旅最大の宿
パリッとしたシーツ、湯を溜めるバスダブ、部屋の香りまで完璧だった。
部屋はアド兄と2人。
アド兄は風呂上りにマッサージしようと言った。
長距離の歩行とコロコロ担いだ疲労があったので了承した。
早速、貰ったバスソルトを入れ、電気を消しヤンキーキャンドルをつけてお風呂に入った。
やってること女子。
苦行すぎる旅に天国がやってきた。
沢山枕があるベッド。どう使うかわからない。
とりあえず、風呂上りアド兄にマッサージをした。
仕事がらマッサージをしていたので気持ち良かったようだ。
マッサージ交代となった。
アド兄はバスローブを脱ぐように指示した。
すると、ボディミルクのようなものをつけて、背中をマッサージ。
パンイチ同士のおっさんのマッサージ。
せめてバスローブは着てくれと思っていたが、気持ち良すぎて、寝そうになっていた。
するとアド兄は足のふくらはぎから太ももにかけて、滑らかに手を動かしていく。
疲労困憊からの、完璧な風呂へのルーティンからのローションマッサージにより完全に寝落ち寸前。
アド兄の手がだんだんうちももの中心へ向かってきた。
え、マッサージ攻め過ぎじゃない?
もしかしてゲイなの?でも気持ち良い、そして眠い。
何されても抵抗できない領域になっていた。
身体は溶けきっていた。
そして小指の端が玉に触れた。
もうヤバイと思ったが、ただ手が当たっただけだった。
純潔は保たれた。
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