スペイン 人生最高の旅とは

スペイン編🇪🇸

巡礼の旅が半分くらいになってから、朝起きるとマリ姉はいなくなっていた。

何で?とアド兄と話したが何もわからなかった。
多分、宿のクオリティに我慢できなかったようだった。

アド兄と2人になってからは、少しづつ歩くペースが早くなった


マケドニアで買った24.5cmのティンバーランドのブーツを履いている足は悲鳴を上げていた。
ディンバーランドのブーツを持ってる人で、20kmのバックパックを担いで20km歩いて見てほしい。

靴の底が硬い、重い、曲がらない

苦痛の三呪詛により、局所に大きい水膨れが沢山できた。

足の底が水膨れだらけになった。

仕方ないので、ビーサンで歩くことにした。
ビーサンで20km歩くと、足底の筋膜がおかしくなることを知った。

気にせず歩いていると、だんだん足の痛みもなくなり、ワイナリーを巡りワインを飲む旅となった。

延々に続く地平線を見ながら、かりゆし58の「オワリはじまり」の歌が脳内リピートした。

毎日、日の出を見て歩き、日が落ちるまで歩く。
話しながら歩くこともあれば、ちょっと距離をおいて自分の考えをまとめる。

ただ歩いているだけで心は落ち着いた。

宿で他の巡礼者たちと、ワインを飲んで語る。


色々な国や家の環境を話したり聞いたりした。

この旅を通して、自分は恵まれていること。
行動ができることに感謝した。

目的地サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着

30日をかけサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着した。
絶賛改装中で建物が見えなかったが、今まで見た寺院より、荘厳に感じた。


ブラジル国旗を掲げています。
友達がブラジル人だった。

絶景とは、世界遺産や観光名所ではなく見るまでの行程やバックグラウンドによって決まると思う。

夜にはボタフメイロというお香を焚いて振り回す儀式がある。


実際見てもらいたいので、あえてモザイクしてます。

この儀式を見た時、勝手に涙がこぼれた。

自分の旅が終わった

その後、みんなにアホほど飲まされ、飲ました。

世界一周をする目的で始まったこの旅。

しかし途中から、現地を知る、自分のワクワクを優先することに行動していた。

旅の面白さは世界遺産や観光名所を巡ることではなく、現地の人、旅人との出会いだと思う。
観光名所はそれらを彩るスパイスに過ぎない。

1日違うだけで、出会えない人たち。

この奇跡的な偶然を最大限楽しみたいし、大切にしたいそんな旅だった

終わり。
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