人の歴史の数だけ名言が生まれる。
今回紹介する名言は、普段の生活の中でもふとした一言。
誰の気に止められず、流されていった名言たち。
そんな海外国内は関係なく、肌で感じたごくごく一般の人が語る、名言を紹介していきます。
プロフェショナル
優れた技術と才能を有し、職業人としてお金をもらっている人を指す。
どんな球がきても、ヒットを量産するイチロー。
身体の姿勢を見て、どこに問題があるのかわかるセラピスト。
常に時代の先を読み、資産を増やす投資家。
どの世界の分野においても、プロフェショナルは存在している。
そして、プロフェショナルの彼らは、豊富な経験と知識を駆使して、良い結果をもたらしてきた。
えてして、彼らに共通することの一つとして、ブレずに自分の考えを持っているようだ。
ブレない人
髪の毛を切るために、1000円カットに行った。
いままで、3000円〜5000円払っていたが、違いがあまりなく時間も節約できるので、安いところで切ってもらうことにした。
店に着くと満席で、待合の丸椅子には4人座っていた。
本を読みながら順番を待つ。
以前から通っていて、カットしてくれる美容師は3人いた。
2人は満足いくわけではないが、不満もなく切ってもらっていた。
安いので当然指名はできない。
呼ばれると鏡の前の椅子に座り切ってもらう。
それまでは、後ろにある丸椅子に座り、1人呼ばれると横にずれて順番を待つ。
その中で、ハサミを持った、ひときわ小さい腰の曲がったおばあちゃんがいた。
最近入った美容師のようだ。
待合座席の横には1人座っていて、自分の番は次の次だった。
美容師さんたちの動きを見ていると、おばあちゃんに当たることはないと思っていた。
おばあちゃんは1人切り終え、切った髪をホウキとチリトリで集め次の準備をしていた。
そして、隣の人を呼ぶかと思った瞬間。
「おまたせしました。角刈りの方ですよね!」 と隣の人を抜かし、目の前でおばあちゃんに呼ばれた。
腰の曲がったおばあちゃんに角刈りのプロフェショナルを感じた。
カリスマだ
「角刈りの方ですよね!」
確固たるブレない軸を持った腰の曲がったカリスマ美容師の名言
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