part1とか書きましたが継続できるかわかりません笑
登山時にあった怖い体験。この話をするとみんな寒気がするそうです。
自分でハードル上げすぎてます。
皆さんありましたか?
登山に行ったら登山靴を忘れたというレベルではなく、これはこれで怖いですが、今回は単独登山で経験したことをお伝えします。
夜読むと寝れなくなりますので気を付けてくださいね。
吉野山へ登山
吉野山 (弥山)はよく行きます。
ルートも豊富で行と帰りが違うルートを選ぶことができるし、家からも比較的近いのでよく登山に行っていました。
今回、弥山から少し離れた避難小屋で1泊して朝の雲海を写真に撮りたいと思い登山計画を立てました。
外でも寝れるようにツェルトも準備しています。
吉野の山々、大峰山系は世界遺産となっていて、昔から修行の場所にもなっている霊山。
ルートもある程度整備されていますが、危険な場所もあったり、道に迷う人がたくさんいるみたいです。

遭難者24名 死亡2名 行方不明 3名 ってめっちゃ多い気がする…。
警察署から注意喚起の張り紙が張っていました。
私は単独登山が多いので、基本登山届を提出しています。
家にも行動計画の紙を書いて出発してます。
書くのはどの山でどのルート、あとは日付、人数を殴り書きでとりあえず書いています。
スマホがあれば大丈夫と思う人もいますが、スマホは基本圏外です。
登山行く前には事前に誰かに伝えておきましょう。
吉野山は歴史も長いので、登山途中に亡くなった方の慰霊碑や墓標をよくみかけます。
登山開始
朝8時ごろから登山を開始しました。天気は晴天。
ブナなどの広葉樹に囲まれていたと思ったら、とても立派な杉の木の森を抜け、川を渡り登山を満喫していました。
5時ごろに到着して、近くの水場で水分を確保します。
避難小屋
少し肌寒くなってきたのと回りが霧でおおわれてきたので、部屋の中で食事。
避難小屋はだれもおらず、一人で独占状態。

350mlのビールを飲みながら、湧き水で作ったご飯は格別です。
そんな食事も30分で終わり、話し相手もいない、携帯も使えないので、明日の雲海と朝日の撮影に向けてすぐに寝ました。
寝かけようと耳を澄ますと、鳥の鳴き声や、動物の足音や鳴き声(キーンと鳴いていたので多分鹿)が聞こえます。
だんだんうとうとしてきて夢を見ました。
すると夢の中で、緑のジャケットを着た黒縁メガネのおじさんが、体を揺らしてささやいてきました。
「すいません、私は○○谷にいてるので探してください」
そんなルートや谷は全く知らないと伝えると目が覚めました。
目を覚ますと真っ暗な避難小屋。
なんだ、夢かと思いまた寝ました。
しばらくすると、先ほどの緑ジャケットの黒縁メガネのおじさんがまた話しかけてきました。
「ここにいます」
夢の中で夢とわかっていたので、そんなに怖さはありませんでした。
しかし、場所はわかりません。
「わかりません」と伝えるとどっかにいきました。
勢いよく頭を起こしたので、柱に頭をぶつけてしまいました。めっちゃ痛い。
時計を見ると4時を回っていたので、そろそろ起きることにしました。
写真を撮りに外へ
変な夢を見たと思いながら、雲海の写真を撮りに行きました。
雲海は少し離れたところで、発生していました笑

しかし朝日はばっちり撮れたのでこれでOK
目標を達成して後は帰るだけ。
帰る道中
基本的に登山に行くときは、行く道と帰る道を変えています。
小さい時からの癖なのか、学校行くときも毎日ルートを変えていたし、就職先も毎日違うルートで歩いていました。
同じ道はつまらん
下山したときに登山口で張り紙を見ました。
一気に血の気がひきました。
そこに映っている写真が、その人だったからです。
緑ジャケットの黒縁メガネのおじさん
道の駅とかで無意識に見て頭に残っていたのかと思うようにしていますが、見事に一致していたので、その時は悪寒が走りました。
結局谷の場所もわからずに終わってしまいましたが、無事見つかることを祈っています。
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