6カ国目 インド
インターネットや旅で出会った人たちのインドは凄まじく怖い話ばかりだったので、警戒レベルマックスでデリーの空港に到着した。
タクシーの人たちに絡まれると思いきや、普通にバスに乗れた。
駅に到着し反対側に行きたかったが、インド人に止められた。
嘘だろうと思い突破しようとしたら、怒鳴られてしまった。

仕方ないので、リクシャー(タイのトゥクトゥクみたいなやつ)で行こうとすると勝手にドライバー達の値引き交渉が始まった。
最安のリクシャーに泊まる場所の住所と宿名を伝えた。
「オーケー」と満面の笑みで答え、発車した。
思ったよりインド余裕だった。
10分ほど走ると、ビルの前に止まった。
政府公認?ツーリストオフィスに到着
おっさんいわく、インド政府公認のツーリストオフィスで聞いてくれと言われ降ろされた。
ツーリストオフィスに行くと、長髪で髪を撫でつけたインドのおじさんが座っていた。
ここは選挙で暴動があって危険だから、2.3日隣町で過ごすといいよと言いだした。
別に必要ないと言って、外に出ようとしたら別の男に怒鳴られた。
おっさんは予約しているゲストハウスに確認すると言って、電話をかけ受話器を手渡してきた。
電話からはカタコトの日本語で「空いていない」と言ってきた。
おっさんは「いった通りやろ」と言わんばかりの顔だった。
電話の相手にゲストハウスのオーナーの名前を確認すると、急に「日本語わからない」と言ってガチャっと切れてしまった。
嘘が確定したので、ツーリストオフィスから出てきた。
現在地がわからず、少し離れた場所でリクシャーを捕まえた。
宿の近くの通りの名前を伝えると、満面の笑みで「オーケー」と言い走りだした。
少し走って到着した場所は同じツーリストオフィスだった。
長髪のおっさんが外でタバコを吸っていた。
目が合うとニヤリと笑顔でこちらを見た。
どこにいるかもわからないので、とりあえずリクシャーを捕まえて、安い宿を聞き出しそこへ泊ることにした。
泊まっていた宿から目的地の宿は、目と鼻の先だった。
電車のチケットを買いに駅に向かう
次の日、電車のチケットを買いに、あと200mのところにあるチケットセンターへ向かっていると、リクシャーのおじさんが話しかけてきた。
「歩いていくからいいよ。でも、1ルピー(2円)だったら乗るけど」
と言ったらおじさんは満面の笑みで「オーケー」といった。
渡した1ルピーを大げさに天に向けお祈りをしだした。
走り出し、急に右に曲がった。
「いや、違うやん。まっすぐやて」
「こちらのチケット売り場のほうがすいている」
と言って連れてきたのは、現地人専用のチケット売り場だった。
当然買えなかった。
戻るように言ったが、おじさんはリクシャーで前回きたツーリストオフィスに連れてきた。
「ここで聞いたら、何も問題ないよ」
と言った。
問題しかないよ
リクシャーで連れてくるとマージンが入るのだろう。
町ぐるみで騙された 笑
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